9月になっても台風の発生、収まりそうもありません、というか、これからが本番なのでしょう。
ルートは、やや例年のルートに戻りそうです。
関東の早いところはもう稲刈りをおえていますが、まだ大部分は、実を付けた状態で台風前には、収穫を迎えたいものです。
さて、鳥の方はこの時期、シギチドリ類が多くなります。
可憐なこの鳥達、識別にもマニアックな部分が必要となります。
タカブシギです。シンメトリック風で。
今年の台風は、特に北海道や東北に大きな被害をもたらしています。
九州で生まれ育った僕にとっての台風は、毎年、やってくるものとして受け入れざるを得なかったし、朝の通学の際、並木が倒れていたり、床下浸水などは当たり前の光景でした。
今思うと、そういう土地に住むということは、自然を受け入れるという基本姿勢を持つことだと思わざるを得ません。最近の日本、自然災害はどこでも起こると予測すべきかもしれません。
被害に合われた地方の皆様方の一日も早い復旧をお祈りします。
さて、台風10号の際の関東最西端、銚子での様子をアップします。
波崎の灯台と突堤付近。
飛んでいたのはウミネコばかり。
増水した水路には、魚を狙うクロサギが5羽やってきていました。
今年の台風の動き、非常におかしな動きを見せています。
本来なら、今日から小笠原航路でしたが、台風10号のため、船が欠航、また来年の楽しみとして課題となってしまいました。
さて先週から、1週間ほど滞在したレンカクもいなくなり、鳥も寂しくなってしまいました。
シギチの渡りも今一つのようで、今回の台風にはせめて、何かいい意味での「置き土産」を期待したいものです。
ダイサギの争いの様子が面白かったのでアップします。
もう1羽、やってきましたが、避けて飛んでいきました。
(公財)日本鳥類保護連盟の来年(2017年)のカレンダーに採用されましたのでお知らせします。
今回は、1月:コミミズクと3月:アトリの2点の採用となりました。
詳しくは下記の鳥類保護連盟のHPをご参照いただけたらと思います。
全国の有名書店及びネイチャーセンター、及び鳥類保護連盟から購入できます。
http://www.jspb.org/calendar.html
表紙のイメージです。
各月のイメージはこちらです。
今年の天候は、記録に残るほど不安定な年となりそうです。
度重なる北海道への台風の通過、海面温度上昇による台風の発生と迷走。。。
そして西日本を覆う異常な暑さ。
月末に予定していた小笠原行、船も欠航となりそうです(涙)
さて、絶滅危惧種に指定されているセイタカシギ、関東の何か所かでは普通に見ることができます。
繁殖もしているので、できるだけこの環境を維持することを望みたいものです。
優雅に飛び回るセイタカシギの姿をアップします。
か細く長い赤い脚が特徴です。