今年3月に報道発表された「アメリカコアジサシ」、2014年に発見され、一応この時点で日本初記録となりました。
コアジサシと極めてよく似ていて野外での識別は難しい種ですが、「標識調査」でアメリカで足輪を付けられた個体ということで識別が行われました。その際、2羽が見つかり、1羽には日本の足輪を付けて放鳥したとのことでした。
それがきっかけでこの鳥の調査が行われ、今年も日本にやってきていました。しかも足輪がない別個体です。今後も飛来することが期待されています。
撮影は7月初旬、コアジサシの雌と仲良し(足輪付き)で求愛給餌を盛んに行っていました。
先ずはその映像から。
特徴は、初列(P10-P8)が黒い、腰がグレー(コアジサシは白)などですが、飛んでいるのを見つけるのは、かなりの集中力が入りました。
雌が盛んに餌を欲しがっていました。(これはコアジサシで足輪がついています)
雌に餌をプレゼントしたところです。