先週末の遠征時、山を降りようと車で走っていたら、野生の猿が集団でいるのを見つけました。
何匹かの親ザルは、子を抱え、または背中におんぶしながら道を横切って行きました。
そして、この猿たちは人間との距離をきちんと取っており、不用意に近づいてきたりはしませんでした。
かつて関西にいた時に、比叡山や箕面で見た猿は、人間に餌付けされ、あまりにも人間との距離が身近すぎて、とても野生とは思えませんでした。
当然、被写体としても面白くなかったのですが、今回の猿たちは、人間に擦りよることなく、自律的に集団を作っているように見えたので、ついつい、その表情を撮りたくなってしまいました。
木の上でリラックスしている表情。
こちらのことをうかがうように見る視線。