三番瀬にヨーロッパトウネン(略してヨロネン)が入っているということで行ってきました。
以前は、ニシトウネンといわれていたのですが、ヨーロッパに名前が変わってしまいました。
トウネンはRed-necked Stint、ヨロネンは、Little Stintで、小型オバシギ属で、小さなトウネンと思っていいと思います。
この足の悪いヨロネンは、一番、その特徴を持っているようです。
夏羽が若干残っている別個体
冬羽(手前)別個体と、夏羽が残る個体。
先週は、計3羽を見ることができました。
特徴をおさらいしておきます。
①トウネンに比べ、身体は一回り小さい。
②トウネンより、嘴は細い
③トウネンよりも足が長く見える(そのため、採餌時に前かがみに見える)
④トウネンより雨覆の軸斑が濃い
⑤初列風切の長さが、尾羽よりも長い個体が多い(換羽中もあるので注意)
⑥背中の白いV字模様が明瞭(幼鳥)などなど
すべての特徴が合えば、万歳!ですが、なかなかそうはいかないので反対に
「お手上げ」になる時が多いですね(涙)
明日の夜からしばらく遠征してきます。